当薬剤師会について

ごあいさつ

 
 中野区薬剤師会のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 中野区薬剤師会は、1980年に社団法人として設立され、現在、一般社団法人として中野区の薬局の開設者、薬局に勤務する薬剤師、病院薬剤師、学校薬剤師等が所属し、医療・介護・保健・福祉等の分野で幅広い活動を行っています。

 薬局での薬剤師の主な仕事は処方せんに基づく調剤業務となります。1枚の処方せんを調剤するにあたり、処方内容のチェックを行い、個人の状態に合わせた適正な薬物療法を提供し、服用後のフォローアップも努めます。
 残薬バッグの活用を推進し、飲み残した服用中の薬の数を調整いたします。以前処方されたご自宅にある薬についても、相談を応需し情報を提供いたします。
 また、軽症で薬局へ相談に来られた方には、市販薬で対応できる場合は医薬品の販売を行い、対応できない場合は受診するかの判断や近隣医療機関の情報を提供いたします。
 病院や診療所への通院が困難な時には、ご自宅まで薬剤師が薬を持って訪問し、薬の服用や管理を支援いたします。

 このような区民の皆さん一人ひとりにきちんと対応する薬局業務以外にも、学校薬剤師による教室の空気検査・照度の測定・プールの水質検査・給食室の食器の検査・ダニアレルゲン検査、感染症が拡大した際にはワクチン接種の補助、災害に備えた医薬品の備蓄の協力、区民や清掃局員の針刺し事故防止の為の自己注射に用いた使用済み注射針回収事業等、目立たないところで区民に役立つ活動を継続的に実施しています。

 薬の専門家としての視点をもって皆様の健康な生活に寄与し、身近な頼れる存在としての薬剤師の活動は広がっていきます。皆さんも頼れる薬剤師をかかりつけ薬剤師として大いにご活用ください。

一般社団法人 中野区薬剤師会
会長 小川 達也